内発的な幸せ 「苦しまなくて、いいんだよ」を読み解く①

プラユキナラテボー著「苦しまなくて、いいんだよ」の感想を書きましたが、
未熟な僕なりにポイントをまとめてみたいと思います。



対談形式の本でしたが予想外にプラユキさんの仏教の理論が多く書かれていて、そしてわかりやすかったので自分の為に身に付ける意味も込めて記事にしたいと思います。

この本には仏教の教えがいろいろと書かれていますが、日本に伝わっている仏教の事など知らなくても一から学ぶつもりで読んでも良いと思います。

基本的にプラユキさんはタイのテーラワーダ仏教(上座仏教、原始仏教)を教えておりますので、日本における仏教の慣習や作法などは棚上げしていても学べるものだと思います。

理論があり、道徳的でもあり哲学的でもありスピリチュアルな世界でもありますが、科学的でもあります。


さて本の冒頭(プロローグ)には、ブッダの教えにより得られるものは「内発的な幸せ」とあります。
そして、以下のような具体例が書かれています。

引用
①煩悩や世間の風評に翻弄されず、いつも清々しい心でいられる。
②心配や不安に心を騒がせることが無く、いつも落ち着いていられる。
③一切のものごとをあるがままに見て、広くて深い理解を得られる。
④不満や孤独、さびしさを感じることがなく、元気溌剌として、満たされている。
⑤他人の幸せを願い、他の繁栄を喜べるような成熟した心を持てる。
モノや地位などの外部要因に依存せず、自らで生み出し、自らが主となり、自らをよりどころとして培っていきける「内発的な幸せ」
とあります。

どうでしょう、僕は「外部要因に依存せず」 というところに惹かれます。
いわゆる信仰する宗教のイメージとは崇拝する対象があり、基本的にはお願いするという依存になってしまうように思います。

しかし、僕は若い頃から何か自分の事を良くしようと思うなら依存したり頼ったり、願ったりするよりもやはり自分がどうあるかという事が重要なのではないかと思っていました。
ちょっと自己啓発に似ているから惹かれるのかな。

そういう意味からもこの方向性に共感できました。そして、読んでいくごとに今まで読んだ日本のお坊さんの本よりもっと深い真理や法則が書かれており、ただただ修行のように俗世間から離れた教えではなく、基本的に現実世界で活かせないと意味が無いという考えなのも共感できたのです。

上記のような心境になれるよう生きていければと思うのであります。


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