「八正道」の中にもよき言葉を使うという「正語」という項目がありましたが、ブッダは善口(善き言葉)として「口の四善業」を教えられています。
引用
「口の四善業」
1.不妄語(ふもうご)
嘘や偽りを言わず、正直に、真実の言葉を語る
2.不両舌(ふりょうぜつ)
人の仲を裂いてしまうような言葉は言わず、仲たがいしている人たち(自分と相手の関係も)を仲直りさせてあげるような言葉を語る
3.不悪口(ふあっく)
粗野でぞんざいな言葉を使わず、上品でやさしい言葉を話す
4.不綺語(ふきご)
無駄話はしないようにして、理にかなった、実のある話を、時と場所にふさわしく語る
この内容から、前回の記事の「無財の七施」と同じように道徳的なものと感じられますね。
言い換えれば、子供に言い聞かせるような言葉でもあります。
嘘をついてはいけない。人とは仲良くしましょう。言葉遣いは丁寧に。無駄話はやめましょう。
など。
なんて簡単なことか僕も思うのですが、前回と同様にこんな簡単な事さえもできていないのであれば、やはりいけないのではないかと。
まして修行をするという心構えがあるならば、座禅や瞑想も大切ですが、日常の基礎として持っておくべきではないかと思います。
と自分に言い聞かせます。
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